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著作権の許諾範囲が明記できる電子契約書「 CONTRUST」クローズドβ版開発中


著作権に関する作品売買後のトラブルを未然に防ぐ、ブラウザ専用電子契約アプリケーション『CONTRUST(コントラスト)』の開発に着手、今初夏に日本限定でクローズドβテストを公開予定です。

リリースに先立ち、2023年3月21日よりユーザーエントリーを募集開始します。利用は無料です。

(※画像は全て開発中のものです)


CONTRUST(コントラスト)の視点

このサービスは主に著作権の取り扱いに焦点をあてています。開発者である私たちも、制作した絵を売ったり、買ったりしてきました。この経験から、身近で「うっかり」起きてしまいがちな著作権侵害に絞り、安心した作品売買取引を支援するツール開発を進めています。グレーで、曖昧になりがちな著作権の取扱について理解を深め、権利問題への苦手意識を緩和し、わかりやすく、円滑な作品売買の補佐に活用される公共性の高いツールを目指しています。


サービス概要

著作権法に詳しくない方でも、いくつかの質問に回答するだけで著作者と所有者間の「電子契約書」及び「作品証明書」を自動で作ることができます。「電子契約書」には売買の条件だけではなく、著作権に対する許諾を、著作権についての理解を深めながら誰でも簡単に作成することができます。




CONTRUST(コントラスト)の目的

売買契約締結後の代金未払い、価格変更、キャンセルトラブル、購入後の作品の取り扱い方、SNSでの画像利用の範囲などの身近なトラブルに限定し、美術品の売買と所有にまつわる相互理解や、起こりうる小さなトラブルを未然に防ぐことを目的として開発しています。





利用できるユーザー

このサービスは、著作者本人と作品購入者の二者間で電子契約を締結を行うことを想定しており、β版では著作権者本人と、購入意思のある方との売買契約の支援を行います。操作は主に著作権者が行い、購入者(所有者となる人)に対して発行を行います。


将来、ギャラリー等の販売委託者の利用も実装検討中です。また、第三者が公開許諾作品から著作権情報の検索ができるのアーカイヴス機能も実装予定です。(※著作者が許諾しない場合、個人情報などの秘匿部分は閲覧できません)。これは、著作者の著作権に対する許諾範囲の表明、作品売却する際の真贋参照にも役立ちます。



サービス名について

サービス名は、「Contract(契約)」と「Trust(信頼)」を組み合わせた造語です。 日本では曖昧な状態を「グレー」と表現しますが、著作者と所有者の権利関係を明確にした健全なアート取引を願って「CONTRUST」と名付けました。




Jan 1st, 2023 ©︎NYX Co., Ltd.

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